葉酸|妊娠と葉酸

葉酸は妊婦に必要な栄養素として知られていまが、葉酸は妊婦だけではなく全ての女性と男性にもに必要な栄養素なのです。
重要な栄養素である葉酸をご紹介します。

22.8.07

葉酸とは…

葉酸はほうれん草の抽出物から見出された水溶性のビタミンB群の一種です。葉酸はその名称から植物性食品だけに含まれているように思われますが、動物性食品であるレバー・卵黄・胚芽・牛乳などにも多く含まれている栄養素です。

葉酸は、もともとサルの貧血を改善する栄養素として発見された為に、Monkey(モンキー)の頭文字をとって、ビタミンMと呼ばれていました。その後、野菜などの葉部に多く含まれる事がわかり、「葉酸」と呼ばれるようになったのです。

ビタミンB群の一つ葉酸は、遺伝子の合成や細胞分裂に不可欠で、妊娠中の女性は特に積極的な摂取が必要。厚生労働省でも、妊娠を希望するすべての女性に対し、1 日0.4mgの葉酸の摂取を勧めています。一方、赤血球を作って悪性貧血を予防したり、口内粘膜を強化して口内炎などを予防する作用や、がん予防に役立つともいわれます。さらに、血液中に蓄積するホモシステインの濃度を下げ、心臓病や脳卒中のリスクを軽減させるという報告もあります。

葉酸の潜在的な欠乏が問題になっています。

葉酸は今までの日本型の食生活では欠乏が起こりにくいと考えれられていました。
ところが、生活の欧米化とともに食生活にも変化が見られるようになりました。 1975年に公表されたカナダの国民栄養調査では、各種ビタミンのうちで葉酸の欠乏が指摘され、とくに若年層の女性で葉酸欠乏が目立っていました。

※写真は葉酸を使用したサプリメントの一例です。

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20.8.07

葉酸:効能

葉酸は妊娠時に必要な栄養素との認識が広まっていると思いますが、他にも様々な力を発揮してくれています。つまり、普段から重要な栄養素ということになるのです。

その一例をいくつか記載しておきます、ただし、葉酸だけを摂取するのではなく、全てのビタミンB群をバランスよく摂取するように心がけることが重要です。

1. 神経管閉鎖障害の予防をします。
 神経管閉鎖障害は、赤ちゃんの中枢神経系の元(神経管)が上手く作れない症状です。 このうち、神経管の下部に問題があると、「二分脊椎」と呼ばれ、歩けなくなったり、膀胱や 腸が機能しなくなる事があります。又、神経管の上部で問題が起きると脳が上手く作られず、「無脳症」とよばれ流産や死産の割合が高くなります。 これらの、症状は積極的な葉酸の摂取で、70%近くも発症のリスクを低減できると言われています。

2. 貧血を予防する効果があります。
 貧血といえば、「鉄分」が必要と思われる方が多いと思いますが、実は赤血球を作る為には、「葉酸」と「ビタミン12」が必要不可欠なのです。 葉酸が不足すると、赤血球の生成が上手く行かないばかりか、酸素を運ぶ力が劣った悪い赤血球が生まれてしまい、貧血を起こします。ちなみに、葉酸やビタミンB12不足からくる貧血は、悪性貧血と呼ばれています。

3. 動脈硬化を予防をします。
葉酸が不足すると、ホモシステインという物質が増えます。 このホモシステインがいくつかのプロセスを踏み、血管を狭くしたり硬化させる為に、動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす可能性が高まります。 ホモシステインの発生を抑えるには、葉酸に加えて、ビタミンB6とビタミンB12が必要ですので、ここでもやはりビタミンB群の全体的な摂取が必要なことがお分かりいただけると思います。

4. 細胞の生成を助けます。
 新しい細胞を作る時の設計図となるのが、DNAだというのは皆さんご存知だと思います。。このDNAの生成を助けたり、活性酸素の影響などで傷ついたDNAを修復する役目を、葉酸が担っています。その為に、葉酸が不足すると細胞の入れ替わりの激しい粘膜に影響が出るこつがあり、口内炎や潰瘍が出来やすくなったりすることがあります。

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18.8.07

葉酸:妊娠

葉酸

葉酸が妊娠との関係の中で、注目を浴びている理由はきわめて妊娠初期に葉酸が不足すると、神経系の障害を持つ子供が生まれるリスクが高まるといわれているからです。

2000年からは母子健康手帳にも胎児奇形の発生予防のための葉酸の必要性が記載されるようになっています。
とはいえ、日本での葉酸の必要性や認知度は海外に比べてまだまだ低く、葉酸摂取を推奨されている妊婦さんでさえ葉酸不足を指摘されている現状です。

以上のように、葉酸は妊婦さんだけに必要な栄養素としても考えられがちです。もちろん妊婦さんはそうでない方よりも多めに葉酸を摂取することを推奨されていますから、間違いではありませんが、葉酸は妊娠を望む女性たちにも積極的に摂取してほしい栄養素なのです。

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16.8.07

葉酸:妊娠前からの摂取

生物の細胞に存在する核酸、この核酸の成分のひとつが有名なDNA(遺伝物質)です。このDNAは親から子供へ代々コピーをされて受け継がれていきます。葉酸はそのDNAが作られるときに働く補酵素で、細胞分裂には不可欠な栄養素なのです。

つまり葉酸不足は細胞分裂のときにDNAのミスコピーを発生させてしまうリスクが高まるのです。

では葉酸が「妊娠初期」に必要というのは何故なのでしょうか? 妊娠初期というのは人間の成長においてもっとも細胞分裂が盛んな時期といえます。 だいたい受胎してから2~4週間ぐらいまでが細胞分裂の非常に活発な胎児期なので、この細胞分裂が活発な胎児期に葉酸が不足すると、無脳症や神経管閉鎖障害による病気がおこるリスクが高くなるといわれています。

胎児の神経系障害のリスクを低減させるには少なくとも妊娠1ヶ月前からの葉酸摂取が望ましいとされます。

欧米では妊娠に関係なく、将来妊娠をする可能性がある女性たちにも日頃からの葉酸摂取が推奨されています。日本では妊婦と授乳期に一般より多めに取ることを推奨されていますが、妊娠を望んでいる方も日頃から意識して葉酸摂取を心がけることが望ましいといえます。

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14.8.07

葉酸:摂取量

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2005年版」では成人で1日240μgを推奨量として提示しています。さらに妊婦では440μg、授乳時で340μgの葉酸摂取を推奨量としています。
追記文として「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために400μg/日の葉酸摂取が望まれる」と記載されています。

サプリメント先進国であるアメリカでは妊娠に関係なく成人1日400μgの摂取を推奨しており、パンやシリアルなどに葉酸を取り入れ積極的に摂取するべき栄養素とされています。日本では葉酸は妊娠との関係が注目されているので女性だけに必要な栄養のように見られがちですが、貧血予防や動脈硬化予防としての働きのある葉酸は、男女問わずすべての人に意識して摂取してほしい栄養であることは言うまでもありません。

葉酸は食品から十分に摂取するのが難しい栄養素です。また熱に弱く、調理による栄養損失が約50%以上といわれています。さらに食物から摂取する葉酸は吸収されにくいので、1日200~400μgを食事だけではなかなか難しいといえます。

しかしサプリメントの葉酸は食物から摂取する葉酸よりも吸収がよい状態になっているため、普段の食事と併用してサプリメントや強化食品による葉酸摂取が推奨されているのです。

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12.8.07

葉酸:過剰摂取?

葉酸

厚生労働省の基準によれば葉酸摂取の上限は1000μg/日とされています。しかし調理による栄養損失や吸収がよくないことを考えると通常の食事にサプリメントを利用したとしても葉酸摂取量が上限を超えてしまうことはあまり考えられません。

また葉酸はビタミンB群のひとつで水溶性のビタミンです。過剰分は尿の中に排出されてしまうので過剰摂取に対して敏感になる必要性はないでしょう。

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10.8.07

葉酸を多く含む食品

葉酸は野菜全般に多く含まれます。他にも豆類や藻類にもたくさん含まれます。肉や魚などにはあまり含まれません。

野菜類の葉酸

食品名μg/100g食品名μg/100g
モロヘイヤ 250μg にんにく 120μg
パセリ 220μg ねぎ 110μg
ブロッコリー 210μg 小松菜 110μg
ぜんまい 210μg のびる 110μg
ほうれん草 210μg おくら 110μg
しゅんぎく 190μg かぶの葉 110μg
よもぎ 190μg しそ 110μg
アスパラガス 190μg ニラ 100μg
たかな 180μg かいわれだいこん 96μg
ふきのとう 160μg とうもろこし 95μg
クレソン 150μg カリフラワー 94μg
大根の葉 140μg へちま 92μg
わらび 130μg かぼちゃ 80μg

豆類の葉酸

食品名μg/100g食品名μg/100g
枝豆 320μg あずき 130μg
そら豆 260μg 納豆 120μg
大豆 230μg いんげん豆 85μg

藻類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
焼きのり 1,900μg あおのり 260μg
味付けのり 1,600μg こんぶ 190μg
いわのり 1,500μg ひじき 84μg
ほしのり 1,200μg

種実類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
ひまわりの種 280μg くるみ 91μg
ごま 93μg

果実類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
ゆず 150μg いちご 90μg
ドリアン 150μg アボガド 84μg

茶類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
せん茶 1,300μg 玉露 1,000μg
抹茶 1,200μg 紅茶 210μg

肉類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
鶏肝臓 1,300μg 豚肝臓 810μg
牛肝臓 1,000μg

魚介類の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
うに 360μg ほたてがい 87μg
イクラ 100μg

その他の葉酸

食品名 μg/100g 食品名 μg/100g
小麦はいが 390μg うずら卵 91μg
しいたけ(乾) 240μg きくらげ 87μg
卵黄 140μg エリンギ 80μg

※五訂食品成分表より

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9.8.07

葉酸:葉酸たまご

最近、テレビで「葉酸たまご」が話題になっているらしいですね。

葉酸たまごと聞いて、「ああ、あれでしょ!」と思った人は、かなりのたまご通ですかね。

■ 葉酸たまごって何??

「葉酸たまご」とは、名前のごとく、葉酸という栄養素が普通の3倍入った 非常に栄養価が高いたまごということです!
たまごと言っても、最近はいろいろあるんですね。古くは「ヨード卵 光」などがありましたね。

葉酸たまごは、ファーマフーズの開発した家禽用混合飼料「ファーマバイオミックス」を配合した飼料を鶏に食べさせ産卵させた、自然食品です。

通常のたまごは可食部100gあたり43μgの葉酸量(五訂 日本食品標準成分表より)ですが、葉酸たまごの場合可食部100gあたり約130μg(当社調べ)で通常のたまごの約3倍の葉酸を含有した栄養機能食品(葉酸)です。

水溶性ビタミンで熱に弱い葉酸は、ゆでたほうれんそうの場合で葉酸含有量はおよそ半分になってしまいます(生:可食部100gあたり210μg 加熱後:同110μg[五訂 日本食品標準分析表より抜粋])。
葉酸たまごの葉酸は、15分間加熱したゆでたまごで92.6%、2時間過熱したおでんでも83.9%残ることを確認(当社調べ)していますので、様々な料理に利用し、葉酸を摂取することが可能です。

葉酸たまご1個食べ食べた場合の葉酸量を、他の食品と比べると、

葉酸たまご1こは、ミカン4個分、普通の卵3個分、キャベツ約1/4個分、ほうれん草約4株分

に相当するそうです。キャベツ1/4個なんて食べられませんよね、なかなか。

■ 葉酸サプリメントとの違いはどこ?

サプリメントに含まれる葉酸は主に科学的に合成された葉酸です。また、葉酸は一つではなく、色々な構造体があります。たまごの中に含まれる葉酸は5メチルテトラヒドロ葉酸であり、合成の葉酸とは構造が異なります。ヒトの血中に存在する葉酸は、5メチルテトラヒドロ葉酸なのです。葉酸たまごが私たちの健康に貢献してくれそうだと感じませんか?

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