葉酸:摂取量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2005年版」では成人で1日240μgを推奨量として提示しています。さらに妊婦では440μg、授乳時で340μgの葉酸摂取を推奨量としています。
追記文として「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために400μg/日の葉酸摂取が望まれる」と記載されています。
サプリメント先進国であるアメリカでは妊娠に関係なく成人1日400μgの摂取を推奨しており、パンやシリアルなどに葉酸を取り入れ積極的に摂取するべき栄養素とされています。日本では葉酸は妊娠との関係が注目されているので女性だけに必要な栄養のように見られがちですが、貧血予防や動脈硬化予防としての働きのある葉酸は、男女問わずすべての人に意識して摂取してほしい栄養であることは言うまでもありません。
葉酸は食品から十分に摂取するのが難しい栄養素です。また熱に弱く、調理による栄養損失が約50%以上といわれています。さらに食物から摂取する葉酸は吸収されにくいので、1日200~400μgを食事だけではなかなか難しいといえます。
しかしサプリメントの葉酸は食物から摂取する葉酸よりも吸収がよい状態になっているため、普段の食事と併用してサプリメントや強化食品による葉酸摂取が推奨されているのです。

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